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 第1回 「医療の質と福祉サービスの質・・・安全性の重要性」
 第2回 「評価手法の改善に視点」
 第3回 「少子化」
 第4回 「利用者による介護サービス(事業者)の適切な選択に資する情報開示の標準化について」
 第5回 「<顧客の所有物>について」
 第6回 「1件の評価を終えて」
 第7回 「介護サービスの《設計・開発》について
第6回 「1件の評価を終えて」


 ニュースNO.7でお知らせしたように、先ごろ1件の評価を終了した。本年2月に東京都福祉サービス評価推進機構から評価機関として認証を受けて以来、初めての案件であった。社会福祉法人大三島育徳会特別養護老人ホーム博水の郷様(世田谷区鎌田3-16-6、以下「ホーム」と略称)の経営層はじめ職員のみなさんと入居者の方々のご協力により計画した日程に従って順調に調査及び評価を進めることができた。

 日課を終えた後に開かれた説明会では、職員の方々は勤務の疲れもみせず真剣な眼差しで私達の説明に耳を傾けられた。利用者調査では、入居者の方々とそれぞれの居室又は談話室で対面し日々の生活についてインタビューを行った。お一人お一人がホームで感謝の気持ちをもって生活されていることが強く印象付けられた。全職員の方々の自己評価、経営層の自己評価を集計・分析する中で、ホームの特色が浮かび上がってきた。担当した評価者4名で中間時点の合議を行い、集計・分析結果を中間報告としてまとめるとともに、訪問調査に備えた(今回は、中間報告をグラフを含む文書にしホームへ持参して報告した)。そして、いよいよ訪問調査を迎えた。訪問調査では、あらかじめ準備した"訪問調査ワークシート"により経営層の方々とインタビューを行い、並行してコンプライアンス問題の観点から文書・記録類を調査した。これらのプロセスを経て、最終の合議を行い、東京都福祉サービス評価推進機構所定の「評価結果報告書」及び私たちACS独自の「フィードバックレポート」をまとめた後、正式に提出した。評価結果報告会には経営層の方々全員が出席され、提出資料を見ながら結果報告を受けとめられた。
 評価を通じて、印象深かったのは私が面談した利用者の方。お嬢さんとお孫さんのツーショットが居室に飾られている。朝、2人室の同室者へ気配りをしながらゆっくり時間をかけて身づくろいするというお話。女性らしい優しい心根をいつまでも大切にしていられる様子。パーソナルケアが進化していると思った。ユニットケアを実践する、新型特養でない従来型特養での果敢な試みの成果ともいえようか。
 かくて、1件の評価を終了した。何から何まで全く始めてのことばかり。そのような私たちACSに大切な第三者評価を委ねられたトップの英断に感謝を申し上げたい。そして、評価結果がホームのこれからの活動に活かされること、福祉サービスの質の向上への気付きが生まれることを念願している。

 私たちACSは、さらに経験と研究を積み重ね、福祉サービス事業のマネジメントと提供されるサービスの質の向上に貢献していきたいと考えている。
 近く、私たちACSの評価結果が、東京都福祉サービス評価推進機構のホームページ"福祉ナビゲーション" http://www.fukunavi.or.jp/ fukunavi/index.htmlで公表される。ぜひご覧いただきご批判を受けたいと思う。(2004.8.15HK記)

 


以上、コラム
でした



お知らせ

『精神障害者ホームヘルパー養成研修〔第6回〕』を、5月13日(土)、20日(土)、27日(土)に開催すべく東京都知事へ指定申請中です。


  
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