No.52 2018年5月31日(木)
梅雨に入ったような不安定な気候です。お身体を大切に!評価結果を更新し、昨年度(2017年度)受託したすべての事業所のデータを掲載しました。
■ 東京都の評価実績が3000件を越えました。2003年開始以来15年目に達成したことになります。事業者の皆様、東京都福祉サービス評価推進機構のご関係者の取り組みを評価したいと思います。
■ ACSは、昨年度(2017年度)、東京都内、横浜市内、川崎市内において31事業所から第三者評価を受託し、全ての事業所へ報告を完了しました。ご協力いただいた事業所の皆様へ心よりお礼を申しあげます。
当年度は、保育園からの依頼が増え合計21園となったほか、障害分野で初めて自立訓練(生活介護)サービス事業所の第三者評価を行いました。
サービス種別は次の通りです。
【高齢分野】 特別養護老人ホーム4事業所、通所介護(デイサービス3事業所、
認知症対応型グループホーム2事業所
【障害分野】 自立訓練(生活介護)1事業所
【子ども家庭】 認可保育所12園(横浜市内及び川崎市内各2園を含む)、認証保育所9園
評価結果は、順次公表されています。5月31日(木)現在の公表状況は、評価結果をご覧ください。
■ 東京都福祉サービス評価推進機構は、「組織マネジメント項目」を2年がかりで見直し、@「サービスの質の向上をより実感できる効果的・効率的な評価」、A「福祉サービス現場の課題解決により貢献できる評価へ、変更を実施しました。【参考】カテゴリーの編成_新旧対照表
(1)項目のスリム化 カテゴリー構成の再編成により、重複する評価内容を統廃合し、項目数を65項目から53項目へ12項目分スリム化しました⇒マネジメントの流れを意識し核心をついた評価ができる
(2)項目の充実化 質問文をわかりやすくし、BCP(事業継続計画)を含めたリスクマネジメントや、キャリアパスなどの人材確保・育成・定着に関する項目を追加しました⇒福祉業界共通の課題についてより重点的に評価できる
(3)職員自己評価のさらなる活用 全職員一人一人が行う自己評価を、経営層と同様に詳細に行うことで、職員と経営層の自己評価結果が比較できるようになりました⇒事業所による取り組みの有効性を評価できる
(4)事業所の改善活動の評価 事業所の重要課題に対する目標設定、取組内容、結果の検証、次期事業活動へや事業計画への反映を評価するカテゴリ−7を新設しました⇒PDCAサイクルに沿った取り組みができているかを評価できる
他方、「サービス項目」のうち「サブカテゴリー5 プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重」で2項目、「サブカテゴリー6 事業所業務の標準化」で6項目、併せて8項目分スリム化を図りました。
また、認可外保育施設を評価対象に追加し、新たに共通評価項目を策定しました。この結果、評価対象サービスは60サービスになりました。
■ ACSは、本年5月、創立15年周年を迎えました。引き続き、ご支援を賜りますよう心よりお願い申しあげます。
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